願いの具現に生きる為には

この場では「願い・目標」に向かって生きていくための”気持ちの在り方”について述べてみました。( 2003年6月29日(日)10:25 記す。)


どの人も全てかけがえのない大切な存在である。

  私の心の師に学んだことを述べてみます。

人間は、どんな人でも、国籍、人種、身分、境遇、年齢、性別、立場、障害の有無、等々いかなる条件によっても
差別されることなく、平等である。

「どんな人でも必ずその人でないと果たすことの出来ない使命を持っている」、

「その人だからこそ為し得るかけがえのないはたらきがある」と。


 そこで、私でないと出来ないはたらきとは何か?

 私だからこそ出来るはたらきとは何か?・・・・・ それを、考えてみた。


 私は私の家庭に於いて、子供達にとっては父であり、妻にとっては夫である。

 だから私は他にとって変わることのできない存在である。


  私は学校の教員であるが、教師である私という人間のものの感じ方・受け止め方・考え方・言動が
  生徒達に影響を与える。

  その影響の与え方は私だからこそできるものがある。
  私以外の教員が私と全く同じものの感じ方・受け止め方・考え方・言動をとって、
  全く同じ影響を生徒達に与えることは出来ない。

  私だからこそ出来るはたらき、私でないと出来ないはたらきがある。


  私には両親と弟妹がいるが、私という存在は、両親にとってはかけがえのない長男であり、
  弟妹にとってはかけがえのない兄である。

  そこには、私だからこそ出来る長男としてのはたらきや、兄としてのはたらきがある。
  私以外の人が私に取って代わることは出来ない。


  だから、自らのはたらきの道を悔いなく生きることが出来るように、

  何を為すために私はここにいるのか、

  私に何ができるのか、

  なぜこの仕事をしているのか、

  誰かの為に何か少しでもお役に立てることができているのか、



  その問いかけをいつも自らの内に問いかけながら、素直に健康的に一歩ずつ前進していきたい。

  つまずいては立ち上がりの繰り返しの人生をこの寿命の果てるまで続けていきたい。

  スパイラルアップの人生を生きていきたい。

  過ちに気付いたらそこから改めていけばいい。

  自分や人を責めることもない。



  素直に自らの足りないところに気付いたら修正していけばいい。

  人は変えられないが、自らの感じ方・受け止め方・ものの考え方は変えられる。

  新しい自分に脱皮して、世界と新しい創造的な関わり、喜びと信頼関係に満ちた人間関係を築いていけばいい。

  その願いを実現するために、日々最善を尽くして生けばいい。

  ただそれ有るのみである。


  目先の手応えのあるもののみに目を奪われずに、

  人の思惑に左右されて妄想に引きずり込まれることのないように、

  自らの願いに向かって、質素に簡素に生きていけたらいい。

  物質的な豊かさのみに心を奪われて生きて行くならば、

  また人の目や思惑に左右されて生きていくならば、

  本当の自分を見失った虚しい現実の仮想世界を生きていくことになる。


  だからこそ、自らの「本当の願い」・「人生の目標」を明らかにして、

  その願いと目標を現実に現していくべく、心を尽くして生きていきたい。


  必ずやいつかは思わぬ時に思わぬ場所で「本当の幸せ」を深く感じられる時がくる。

  本当の幸せは、「私でないと出来ないはたらき、私だからこそ出来るはたらき」に

  真に心を尽くして生きている時にこそ味わえるものであると思う。


 

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